介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

お酒を口にする母

きのうは、月に1度、弟がやってくる日。

父母の様子を見に来る目的なのだけれど、

迎えるこちら側は、おいしい弟の手料理を楽しみにしています。

 

母も、この日はみんなと一緒に食卓につきます。

口にするものは、わずかだけれど、

きのうは、おでんの汁を飲み、刺身を噛んでみて(噛んで出します)、

お酒も少し味わいました。

 

ビールと、ウイスキーの炭酸割りを味見。

「次は何がいい?」と聞くと、もう食べ物を欲しいと思わないようで、

何度も「ビール」と言いました。

 

母の家系は、みんな酒が好きで強いという話になり、父が

「お父さんは、朝から、お酒を飲みよんしゃったもんね」というと、

母はそこで、顔をほころばせ、「くっ」と笑いました。

 

最近は、笑うことが少なかったので、

久し振りに笑顔を見せた母。

母は、お父さんに可愛がられたというので、

大好きだったんだろうな。

 

そんな、母の笑いのツボを、探さないといけないな。