介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

月に一度の集まり

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自然光のスポットライト

 

きのう、雨の中、弟が県外から来てくれました。

料理上手な弟。

父も夫も私も、今度はどんな弟の手料理が食べられるかなと、

毎回ひそかな楽しみでもあります。

 

きのうは、お隣さんからいただいた新鮮な魚を刺身と塩焼きに

してくれました。

それと、タレに漬け込んだ豚の生姜焼き。

お店の味くらい、どれも絶品です。。

 

私がつくったのは、じゃがいものスープと、

揚げ野菜の煮浸し。これまた、いつも通り、味薄。

「塩加減難しいよね、少々っていうの、さっぱりわからん」

と私が言ったのに対し、弟は

「これくらいの量」と、皿の上でコショウを振り、「少々」の実演までしてくれました。

 

母は、また父のじゃがいもスイーツと、ゼリーを食べました。

いつもなら、ゆっくりでも言葉がぽつぽつ出てくるのですが、

きのうは、調子がわるいのか、あー、とか最初の音だけになりがちで。

 

なかなか、会話にはならなかったのですが、

母があの泣き笑いの表情を見せてくれた時があって。

母としては、笑っているらしいのです。

みんな笑ってしまいました。