介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

父、庭でこける

最近は、父の出来事をつづることのほうが多くなっていますが。。

 

庭にある柿が色づき始め、葉っぱも落ち始めました。

そうやって、実っている柿の姿があらわになるにつれ、

狙ってくる鳥たちも、増えてきます。

 

きのうは、父が庭掃除をしようと、庭に出ると、柿の木に

カラスが何羽もとまっていて。

ただでさえ少ない今年の柿の実を狙って、バサバサと枝をゆらして

飛び回っているのを目撃。

 

これは、いかん!と、柿を守ろうとした父は、

手に長い棒を持って、木を見上げカラスを追っ払おうとしたそうです。

そのときに、何かにつまづいてか足元がよろけ、バタンと転んでしまったと。

 

「たいしたことはない。指を少し擦りむいたぐらいやけん」と言いながら、

頭にもかすり傷、背中には地面に落ちているキンモクセイの花がらがくっついていて、

たいしたことではなさそうな感じです。。

 

その話を、母のリハビリにきた先生に話していると、

母が「あー」と一声反応。

顔は、少し表情が和らぎ、口元は笑っている感じです。

先生は、「お父さん、大変!」と心配されているのに、

母は、いつもの、父の失敗を笑うというツボに入った様子。

 

母は笑ったことで、腹筋にしっかり力が入ったそう。

「お父さんの怪我を笑い、お腹に力が入るんですね」と先生は苦笑い。。

父がこけた件で、母の体にはいいリハビリになりました。。

 

↑私が買ってきた小あじを、父がから揚げに。揚げ物中に

ガッシャーン!と物音がしたので、行ってみると、なんと

揚げ物まちで、箸を持ったまま立ち、一瞬寝落ちして、フライパンにぶつかったと。

やばい、やばい。