実家には、離れたところに、小さな畑があります。
祖父母が生きていたころは、そこでサツマイモをたくさんつくっていました。
きっと、戦争中に食べ物がなくて苦労したため、戦後もずっと、
食糧をつくっていたのだと思います。
祖父母は、学校からおなかをすかして帰ってくる私と弟のために、
サツマイモをたくさんふかして、用意してくれていました。
祖父母がなくなった後は、父が果物の木を植えました。
梅の木、ミカンの木、アンズの木。
日ごろは、近所に住む知り合いに剪定などの木の世話を頼んでいます。
実が熟す頃になると出向いて、収穫するという。
虫のいい方法。。
きのう、父がミカンの収穫に行き、持っていった袋に入り切れなかったと。
続きを私が、きょう行って採ってきました。
収穫したミカンは 恐らく、100個近くになったと思います。
夏ミカン系の酸っぱいミカンなのですが、
親戚に送ったり、ご近所に配ったりしつつ、
父や私が楽しんで食べて、消費していく感じです。。
母に、「味見する?」と聞くと、
「いらん」と言われました。
母はきょうは、パンの中のいちごのクリームを2さじと、
父のつくった鶏肉のスープの汁を一口味見。
ペースト状やトロミ汁しか無理ですが、
わずかな量でも、口にできる今が、とてもうれしいです。。