介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

返しのスピード

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秋らしい、いいお天気です。

実家では、母ががっつりテレビを見ていました。

庭の草花やキンモクセイがちょうどいい具合に咲いているので、

「外に出ようか?」と母を誘ったけれど、

「いかん」と断られました。

 

きょうは体のリハビリの先生がみえました。

 先生は、まず、母の手足のマッサージをしながら

話かけられます。

 

「きょうは、眠いですか」

数十秒ぐらい?

随分間があったあとに、

「眠いです」と母は答えました。

 

「すごい、待たされましたねー。

『暑い』とか、『つばとって』、とか言うときは、割とすらすら

いいスピードで話すんですけどね」と私が言うと、先生は、

「感覚的なときと、答えを何か考えたりする反応のときは、

神経の動きが違うんですね」と。


感覚的なことは、早く伝えられるそうだ。

 

ということは、母にとって眠いかどうかの返事は、

例えば、きょうなんかは、眠くないのに、作為的に「眠い」と言おうとするから、

時間がかかる返答になってしまったのか。。。

やっぱり、策士?