木の芽時。
ちょうど今ぐらいの時期かな。
昔、母がこの時期に、心を病む人がいるといっていました。
それがずっと頭に残っていて。
その時期に、心を病むのは、実は母本人だったのではないかと。
自律神経に不調が出やすい母。
自律神経は心臓、呼吸、脈、血圧などいろいろ管理し、体温を調整して。
そしてストレスにも影響されやすい繊細な体の仕組み。
木の芽時というように、この時期は、落葉していた草木が、
勢いよく芽吹く時期。
そんな自然の力にも、母の神経は気づかないうちに
何らかのプレッシャーを受けていたのかも。
知り合いの生け花の先生は、
「木の芽時に人々が体調を悪くするのは、ある意味必要悪なのかも。
その時期にゆっくり過ごすようにしなさいということでは?」
と言われました。
自然の流れに沿って、過ごせということですな。