介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

木の芽時

木の芽時。

ちょうど今ぐらいの時期かな。

 

昔、母がこの時期に、心を病む人がいるといっていました。
それがずっと頭に残っていて。
その時期に、心を病むのは、実は母本人だったのではないかと。

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自律神経に不調が出やすい母。
自律神経は心臓、呼吸、脈、血圧などいろいろ管理し、体温を調整して。
そしてストレスにも影響されやすい繊細な体の仕組み。
三寒四温で、温度差の激しい春先には、体温を調整する自律神経の出番が多く、
自律神経に不調の出やすい人は、心身に乱れを生じやすいと、
リハビリの先生が言われていました。
 
木の芽時というように、この時期は、落葉していた草木が、
勢いよく芽吹く時期。
そんな自然の力にも、母の神経は気づかないうちに
何らかのプレッシャーを受けていたのかも。
 
知り合いの生け花の先生は、
「木の芽時に人々が体調を悪くするのは、ある意味必要悪なのかも。
その時期にゆっくり過ごすようにしなさいということでは?」
と言われました。
 
自然の流れに沿って、過ごせということですな。
 

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↑芽を出したギボウシ。紫いろをしています

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 ↑キンモクセイの新芽