毎日夕方に、病院を訪れます。
手には、母に渡してもらう手紙を持って。
母の着衣は、病院のもので、着替えとかも特に持っていく必要がなく、基本会う理由がない状態。
苦肉の策として、母の脳に刺激を与えたいとの名目で、
毎日写真入りの手紙を持っていっています。
入り口で、警備員さんに、看護師さんを呼んでもらい、
来てくださった方に、母の容態を聞きます。
今回の脳幹梗塞の後遺症として、左目が外に向いていることと、
言葉が出にくくなっているということを聞いていますが、
まだ実際に、母と会えていないので、
想像すると、とても心配になり。。。
看護師さんからうかがう情報が頼り。。
「母は、どんなふうですか?」
「そうですね、あまり変化はないようですが、言葉は、ゆっくりなら話されますよ」
と、きょうの看護師さんはうれしいお返事。
「例えば、どんな言葉を話しますか?」と質問すると
「お父さんの写真入の手紙を見ながら、『お父さんはどんな人ですか?』と聞いたら、
『やさしい』と言われましたよ」と看護師さん。
うれしい。うれしすぎる。。。
きょうは、父と来ていたのですが、
私も父も胸がいっぱいになりました。
毎日入り口に来てくださる看護師さんは、日によって違います。
そして、人によって、報告の内容や私たちへの接し方が全然異なります。
微笑みながら、私達の喜ぶ報告を伝えてくれるきょうの看護師さんは、
女神のように見えました。。。