介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

私の仕事を案ずる母

10月になり、空気は乾いてきたけれど、

昼間は暑い。。

実家では、きょうも、エアコンをつけていました。

 

母のベッドの近くで、唾をとったりするために、待機していたとき。

仕事の電話がかかってきました。

 

単発で、データ入力の依頼を受けるのですが、

電話を終えて、母が私に、驚きの質問をしました。

 

「あんたの仕事、いくら?」

 

一瞬、びっくり!

いつもは、こちらから何か聞いても、「あー」とか「いや」とか、

短い返事しかしないのに、しっかりした質問をしてきたので。

 

経済的な心配をしてくれているのかな。。

そう考えると、正直に答えると、母はよけい心配しそうだけど、

まあ、正直に答えました。

 

「きょう受けたのは、ウン千円よ」

 

ぽかんとした顔の母。

 

生涯、ほぼ月給として毎月ある程度の給料を得ていた母からすると、

ウン千円とか、考えられないだろうな。

そのウン千円を、地道に積み重ねていく私の仕事。

 

ときどき、こんなしっかりしたことを言ってくる母。

ちゃんとやっていかないと、心配かけるなあ。