介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

父の歌を聞く母

今までも何度か、書いたかもしれないけど。

 

母の横で、歌を歌う父。

母に少しでも一緒に歌ってほしいと、歌い始めるのですが、

母は、父の歌うテンポについていけないのと、

父の歌い方がへんなので、途中から、

いっしょに歌う気力と興味をなくすようです。

 

父は音域がせまいので、高い音で出ない時は、

オクターブ下に下げて歌い、

低い音で出ないときは、オクターブ上に上げて歌うのです。

 

父は、それを至って普通のことのようにやってのけますが、

母は、一気にやる気をなくすようで。

 

歌の本を手に、父は母のベッドの横で、

寝ている母に子守歌を歌うような・・感じでは決してない(笑)

母は、目をきょろきょろさせながら、

うざいけど、耐えているといった感じです。。

 

その光景を見ると、父と母の関係性の縮図のようで、

いつも、とてもおかしくなります。。。