きのうは、嚥下の先生の月1回の往診日。
寝ていた母は、先生に鼻をつままれて、
目を覚ましました。
先生は、決して起こそうとしていたわけではないと思うけど。
母は、眠りから覚めたお姫様みたいに
はっと、周りにいる人たちを見まわしました。
先生は、母がつばを飲み込むのを見ていて、
「のどぼとけがしっかりじょうげに動いていますね」
とうれしそうでした。
のどぼとけは軟骨でてきていて、
ものを飲み込むたびに、それが上下するらしいです。
またひとつ、人間の精密な仕組みを知ることができました。