きのうは、実家の母の元へ、訪問の言語聴覚士の方が来てくれました。
理想的な先生でした。
まだ若い男性の先生なんですが、訪問での仕事経験はもう5年くらいあるとのこと。
まずは、母の現状を把握したいとのことで、
舌の動き、発音、ものを食べたときののどや食道の動きと、それを
聴診器を当て音でも確認・・・。
半分お医者さんのようでした。
状態チェックのあとは、父と私にちょっとした座学をしてくださいました。
のどと舌と食道、気道の図を書いてくださり、
人は舌を使って、どのようにして飲み込むか、
そのときの食道の動き、気道のふたのうごき、
のどの内壁が絞られて圧をかけ、食べ物を押し込むことなど、
ほんとに詳しく教えてくださいました。
で、母の場合、舌、のど、気道のふたの開閉など、そこらへん一帯の動きが
にぶっているらしい。
食べた物が気道にもきっと入っているだろうけれど、
今のところ、口腔ケアをしているおかげで、口腔内にそんなに雑菌がたまっておらず、
菌が気道に入り肺炎を起こすなど、大事には至っていないのでは、とのご指摘。
先生は、週に1回見える予定です。
そのほかの日は、お試し食べの前に、
•口腔ケア
•舌を動かす
•「あー」と声を出す
•口の周りの筋肉ほぐしマッサージ
をやってもらえれば誤嚥のリスクは格段に減りますと、言われました。
専門家による本格的な指導が週一で受けられるなんて、
環境を変えてみて、ほんとによかった。