介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

車屋さんからの電話

先日、家族ぐるみでお世話になっている、車の整備工場の担当さんに

電話をもらいました。

 

「次、車検ですよね。新しい車が出たので、購入を考えられてはと

ご案内のお電話をしています」

との内容。

 

営業の方とは、父母は40年以上、私も10年ぐらいのお付き合い。

恐らく、80前後のお歳だと思います。

 

「実は、父が来年、免許返納するかもしれなくて。

そうなると、今父が乗っている、介護仕様の車は、私が

運転するようになるのかなと、考えているところです」と伝えました。

 

電話の向こうで、絶句に近い、沈黙の間が流れ。

「そうですか。では、いつも通りに車検ということになりますかね。

車検が近づいてきましたら、またお知らせします。失礼いたします」

と、さみしそうな電話の終わり方をしてしまいました。。

 

長い付き合いだった父が免許返納すると、

営業さんとご縁がなくなるということ。

 

1人客が減るという寂しさと、人間関係が終わるという寂しさと。

その営業さんの電話口での沈黙には、

いろいろ含めて、なんだか、胸に詰まるものがありました。

 

私はつながっていくので、パイプになって父母のことを伝えればいいか・・。