介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

40年前に旦那さんを亡くしたおばあちゃんのこと

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母に会うと、ニコニコ近づいてきて、手や腕に触れながら、

「元気、元気。」

と、声をかけてくれる90代のおばあちゃんがいます。

 

きょうも、母と私が共有スペースでテレビを見ていると、そばにきてくれました。

「いつも旦那さんと娘さんが来てくれていいね〜。

私も息子がひとりいるけど、旦那は早くに亡くしてしまって。

私が惚れて惚れて、一緒になってもらったから、

生きとったらもっともっと、尽くすのに・・」と、おばあちゃん!

 

7つ年上だった旦那さんは、今から40年くらい前、おばあちゃんが50代の頃に

肺の病気で亡くなられたのだそうです。

それからずっとおひとりで。

 

小柄だけど、毎日たくさん歩くおばあちゃんはとても元気。

杖も持たず、ふわり、軽々と歩き回られる姿に、

80代、70代の入所者さんたちは元気をもらいます。

大正生まれで「新元号になったら、4人の天皇さんを知ってることになる」と。

ホントに、すごい!

来週の今頃はいよいよ「令和」ですな。