介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

暑くても、わりと元気

f:id:midoringer:20190517222836j:plain

夫の実家になっているイチジク。すごく甘いんです


本日も、暑くなりました。

母は暑がりですが、夏もぐったりにはならず、意外と元気です。

 

そういえば、以前、母が自費出版した小冊子で、夏のことを”力強い”とか、

”命にあふれている”とか、書いていたし。。

 

病院にいたとき担当してもらった言語聴覚士の先生から、

言葉や短文が載った、発音練習用のプリントをもらっていて、

母の機嫌がいい日は、そのプリントを使って発音練習しています。

 

プリントは一見、小学生の国語の教科書みたいで、

「うみ」とか「光がまぶしい」とか、夏の季節に合う言葉もあり、

そういうのを選んで発音していると、

読みながら、なんだかちょっとワクワクする感じにも。

 

ま、発音練習で声出すのも、朗読みたいなもんかな、とも思い、

どうせなら、文学好きの母だから、母の好きな詩集をテキストに使うと

もっと楽しくなるのではと思って。

だれの詩が好きか、聞いてみると、「島崎藤村。」と答えました。

 

ネットで調べると、

 「まだあげ初めし前髪の 

 林檎のもとに見えしとき・・・」を書いた、

明治生まれの詩人・小説家でした。

 

ロマンチックじゃないすか・・・

文学少女だった母、発音練習で、のどのトレーニング以外に、

記憶や感情に刺激を与える脳トレも期待できそうです。