介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

ヒマな日の過ごし方

土日は、デイサービスがないので、時間があまるほどあります。

いつもは、しりとりをしたり、本を読み上げたりして過ごしますが、

そのヒマな時間をきょうは、ちょこちょこと会話を試みて、過ごしました。

 

会話といっても、滑舌が悪くなっている母は、自分からはたくさんはしゃべりません。

そこで「感情、揺さぶり作戦」。

母から言葉が出るように仕向けます。

 

母の手を握って、ぎゅっとします。

「痛い!もう。手ぇ離して」と母。

次は「つばが出た」というので、ティッシュで口を拭き取って、

ティッシュをそのまま口もとに置いておくと、

「口のこれ、どけて!」と母。

 

そんなことを何回か続けると、

「もう!遊びようっちゃないとよ!」と。

遊んでるんですけど(笑)。

 

そんな中、父から様子うかがいの電話がかかって来ました。

いつものように、私の古い重たいiphoneを母の耳に当てると、

なんと!母は自分の手でiphoneを持ち、支えて父と会話をしました。

(去年入院して以来、自分で電話器を持ったりしていませんでした)

できるじゃん。

 

外からの刺激に、反応する形をうまく作ってあげると、まだまだいろんなことが

できるのでは?と、思わせてくれた日曜の午後でした・・・。