介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

タクアン、噛み噛み

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ヤマゴボウ

 

雨模様の日曜日。

デイサービスも病院の予定もない=自由になんでもできる・・・

ということで、さっそく母の希望の「漬物噛み」を実行。

 

父が買ってきたタクアン、5ミリくらいの薄切りにした一切れを

味わってみることに。

父は、「『飲み込まないで』と母にちゃんと伝えると、噛むだけで

出してくれる」というから、安心して母の口にタクアンを持っていきました。

 

が。

数週間前のするめ以来久々の噛み噛み、しかも、ぽりぽりと歯ごたえがあり

甘く漬かったダイコンのお漬物だから美味しいし、汁気も味わえて

噛み噛みが止まりません!

 

もういいだろうと、母の口から一枚のタクアンを取り出そうと父も私も必死。

やっとのこと取り出したタクアンは、歯であちこち噛んで穴だらけでした。

そしてなんと、端っこがちぎれて。欠けています。

 

ヤバい!さがさんと。

口の中の奥まで、ティッシュを突っ込み拭き取りましたが、噛みちぎったタクアンの

断片らしきものは見当たらず。

きちんと、飲み込んだのならよいのだけど。。。

 

巡回で部屋に来られた看護師さんに正直に打ち明け、つばの吸引をしてもらいました。

管にタクアンの断片は吸い上げられてはきませんでした。

無事、食道に入って、消化されていることを、祈るばかりです。。。