きょうは、飲み込みのトレーニングをしてくださっている歯科医の先生が見えました。
楽しみだったのは、きっと、母が食べられるものが増えるはず、と
勝手に想像していたから。
先月、先生が見えてお題を出されてから、毎日、ジュースやダシ汁、
お味噌汁(これは発酵食だから、体内で腐る原因になるからNGと言われました・)
を日々、スプーンで数杯飲みながら過ごしてきました。
少しはむせがあるものの、口に運ぶスプーンの回数は増えていたので、
飲み込みの筋肉がついたかと、期待していたのです。
母も、意欲が増しているようで「何でもいいから食べたい」と口にするし。
他の入所者さんに、「夕ご飯食べに、一緒に食堂へ行こう」と誘われるたび
「今練習中で、もう少ししたら・・・」なんて返しをしていました。
でもまだまだ遠い・・・。
ふたつのことを言われました。
まず、食べる時の体勢についてですが、私が母にやっていたのは、体が起き過ぎて、
お腹や肺に圧迫が行く可能性が大だとのこと。
それと、母は病気のせいで、姿勢を保つことが難しいので、傾きがちになると。
なので、顔は水平に起こし、体は少しゆるめに倒して、ヘンな圧迫を行わず、
口から入れたものがゆっくり流れ落ちることと、姿勢キープをしやすくすることを
可能にしましょう、と。
もうひとつは、口に入れるものを、とろみをつけた液体を凍らせたものにすること。
ふたつを守り、引き続き練習してくださいと先生。
食べるものが増えると思っていた私、明らかに落胆しました。。。
先生は、それを感じ取られたようで、
「練習してチェックに来る間を短縮しましょう」とご提案をいただきました。
母は、私ほどあせっていなかったのかもしれません。が。
私ががっかりした様子なのが分かるので、少し戸惑いのある表情でした。
次に見えるのは2週間後。
明日から、また挑戦です。
できることを少しずつやって、重ねるしかありません。。。
本日は、気持ちを落ち着けようと、書いているブログです。。
まずは冷静にならないと。ですな。