介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

小豆のこしあんを試食

きょうは涼しい1日です。

午前中から母の元へ。

父が14時ごろ、交替にやって来ました。

 

手には、来る途中にある和菓子屋さんで買ったお菓子を持っています。

 

母は、まだ、とろみのついた液体物しか食べられず、

和菓子でいえば、外側の皮は食べずに、中身のこしあんを水で溶いて

どろどろにして食べています。

その時に母が食べられないおまんじゅうの皮は、つい私がつまんで

食べてしまいます。

 

きょう、父が買ってきた和菓子は、桜餅でした。

あんこを包むピンクの餅米と桜の葉の塩漬けは、私がいただき、

中の小豆のこしあんを少量の水で溶き、母の口に入れます。

「おいしい」。と一言。

でもそういう割には、3口ぐらいしか口に入れないのですけれど。

 

甘い物をそんなに食べなかった母。

今では、和菓子のあんは食べられる数少ないメニューのひとつです。