母の言葉の出方をみていると、例えば、看護師さんや介護士さんとのあいさつ、
「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」とか、
私や父に「つばとって」というのは、ゆっくりだけど、自分からすらすら
意外とはっきり、ことばが出てきます。
でも私や父が質問をするときの返事は、声がくぐもったり、小さかったりしがち。。
そして、手を動かしたり、足を動かしたり、ベッドに座って姿勢を保つ練習とか、
リハビリの先生がされていることを真似て、私や父がやろうとすると、
「もうせん。」と言い放ったり。
要は自発的なこと、プロのスタッフとのやりとりはきちんとするけど、
私や父など家族とのやりとりは、いい加減になりがちという。。
看護師さんはそのことについて、
「皆さん、ご家族の方には甘えられますもんね。そのときぐらい、
わがままだったりさぼったりしても、まあ見逃してあげてもよいかもですね。。」
と、言われたことがあります。
私達家族も、すこしでも機能が衰えず、体やアタマによいことをしたいと
思っているのですが、あーせこーせいと、言われたことをするより、
自由で好きなようにしている(=何もしないでいる)ことも、必要なのかな。。
そういうリラックス時間が、ストレスフリーで効果的であるならば、
それに従うけれど。
なかなか、何もしないでいるというのは、
できないものですな。。
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