介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

事件

 

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きょうは、母にケガをさせてしまいました。

ベッドからずり落ちて、顔の側面で着地し、下の歯ぐきから出血。

 

私が母を車いすからベッドに移すときはたいてい、体幹を鍛える練習として、

ベッドに数分座らせて、寝かせることにしています。

 

きょうも、そうしようと、母をベッドに座らせ、手すりを持たせて、

割と安定がいいように思えたので、

母から離れて、車いすをベッドから離した場所に置きに行きました。

 

その間に、つかまって安定しているかに思えた母は、体が倒れてきていて、

みるみるうちに、ベッドから上体がずり落ちて、顔を床にぶつけてしまいました。

 

間に合わなかった!

心臓がばくばくしました。

 

母を大事に大事に、世話をしてくださっている、介護スタッフさん、看護師さんに、

会わせる顔がなく。

 

それでも、顎をぶつけて、下の歯ぐきから血がでている母のことを、

看護師さんに伝えないと、と思って、ナースコールをしました。

 

状態を診てくださった看護師さんは、

「血も止まっていますし。念の為、顎だけ少し、冷やしておきましょう」

と言われて、保冷剤を持って来られ、タオルで包んで母の顎に当ててくださいました。

 

母に怖い思いと痛い思いをさせて、落ち込んでいる私の顔をみて母は

「大丈夫よ」と言いました。

以前の母の姿がそこに。

 

私の不注意と、病気への認識の低さが招いた事件。

母の大事な歯が、ぐらついてないことを願います。

本当にごめんなさい。

 

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