介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

入所者の方とほぼ初会話

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きょう、母は、いつもあいさつしてくれる入所者の人に、はっきりと

「こんにちは」と答えました。

ほぼ、初めてくらい、だと思います。

 

介護士さんや看護師の方は、会話を増やそうとあいさつや質問を母になげかけ、

母の言葉をいつも待ってくださっているので、母もしっかりあいさつや返事を

返します。

 

しかし、一般の入所者の方は、認知症だったりする方が多く

母がゆっくりしかしゃべれないというのを理解されていなくて、

待っててくれる人は、そういません。

母はいつも、首を動かしてうなづいたり、言っても「はい」と、短く言う程度。

 

でも、きょうは違いました。

「こんにちは」と挨拶をされ、そんなに間をあけず母は「こんにちは」と返せました。

こんなテンポではなせたのは、初めてくらいだと思います。

 

「これからも、いっぱいしゃべろうね」と、その入所者さんは、

言ってくれました。

うれしい出来事でした。