新年、2日。
母は外出許可をとり、自宅に数時間帰りました。
父は、母が少ししか食べられないのを知りつつも、
母の分として一人前の雑煮を用意して、母を迎えました。
一年半まで前で、母の定位置だったキッチンのテーブルの一席。
そこに座っている母をみると、なんだか感慨深いものがあり。
それを母も感じたのか、どうかわかりませんが、
ごぼう、人参、卵焼きと、すり鉢で食材ごとにすりつぶす私に、
「そのまま食べたい、お父さんみたいに」と言いました。
今はまだ難しいと、母になんとか伝えて、
うかない顔になりながらも、すりつぶしたごぼうや卵焼きを口にする母。
去年、リハビリ病院にいたお正月からすると、
自由に動けて、気を付けたら自己責任内で、食べ物に挑戦させてくれる
今の環境を、有難く思います。
また、次回、母の食べられるものを用意して、
自宅ごはん、チャレンジしたいと思いました。