介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

母の笑いのツボ

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先日、母と父と3人で、しりとりをしているときに、

母が息を吸えなくなるほど、笑ったことがありました。

 

しりとりで、私が「ちんすこう」と回答して、それを父が復唱しようとすると

うまく言えなくて。

入れ歯をしているせいか、「しんしゅこう」みたいな発音になり、

それを聞いた母が、笑いが止まらなくなりました。

 

また、その日の別のタイミングで、私が口笛を吹いた後、父も口笛にトライ

しましたが、まったく口笛にならず。

またもや、入れ歯のせいか、「しーしー、すーすー」いうだけで、

音がなりませんでした。

この時も、母が泣き笑いのような顔で、くっくくっくと。

これも大層、ツボに入ったようです。

 

どうも、父の入れ歯に起因する不具合と、音楽に弱いことに、

母は、笑いがとまらなくなるようです。

 

かわいそうな父は、「なんで?そんなにおかしいと?」と母に言い、

すると母は、ますます泣き笑いのような顔で、笑いが止まらなくなる始末。

 

笑うと、顔の筋肉を使い、毛細血管も活性するので、

めぐりにはとても良いこと。

 

これからも父の「ちんすこう」と、口笛は、

母の前で、ときどきやってもらおうと思います。