介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

長ぜりふ

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2月も残りわずかとなりました。

新型肺炎の患者は増え続けていますが、

「これ以上、おおごとにならずに春になるといいですね〜」と、看護師さんと話したところです。


あまりの天気の良さに、きょうは外にでたいと、散歩に行きたがらない母を、半ば無理やり外に連れ出しました。


一旦でてから、母は、いつものお決まりの「はよ、帰ろう」を連発します。


やれやれですが、10分くらいでも、外に出られたので、よしとするかな。


ホームに戻り、またテレビの前で長々と時間を過ごします。


落ちついているようですが、口の中にツバをためているかもしれない。

そう思って、母に、

「つば、溜まっとう?」と聞くと、

母は「あるやらないやらわからん」とひと息に言いました。


長いやん!それも、言いにくそうな音を、すらすら言い切ったのです。


いつも「ありがとう、ございます」ですら、分けて言っているので、

さっきのセリフを一気に言えたのは、スゴイことだと思えました。