春の陽気に誘われ、父母と私で田舎へドライブに。
ホームから車で1時間くらい、山をひとつふたつ越えたところにあるその場所は、
父と母が毎年この時期、つくしをとりに行っていたところでした。
道路から脇に入った田んぼのあぜに車を止めました。
「ちょっとだけ、つくしをとろう」という父でしたが、
いやいや。
がっつりとりたい空気むんむんです。
負けず嫌いの母は、昔なら父の倍くらいのつくしをとるエネルギーがありましたが、
車いすにすわったままの今は、見学のみ。
父がとったつくしを持って、母が持っている袋に入れにきます。
こんなに光にあふれた場所ですが、じっと一箇所にいると、
風に当たり、徐々に体が冷えてきます。
15分くらいたった頃、
「もう、帰ろう」と、母が言い始めました。
ちょうどその場に通りかかった地元の人が、
「もうちょっと先に、つくしがいっぱいはえている場所がありますよ」
と、情報をくれました。
「じゃ、せっかくだからそこまで、行ってみて帰ろうか」
まだまだとった気がしない父は、なんとか、母に長いしてもらいたい様子。
教えてもらった場所へ行き、そこで10分ほど滞在。
地元の人の言う通り、そこの場所のつくしの密集具合は、
さっきのところの2倍くらいでした・・・
2回分くらいの、つくしの卵とじはできそうです。
ここで終了し、無事にホームに帰り着きました。
今度は、サクラ見物かな。。
春は楽しいです。