介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

家に帰る選択

このところ、ずっと考えていました。

 

ホームの面会制限は、この先まだ続くでしょう。

その間、母が一人でいる時間の多さ、

あんなに「お父さんはいつ迎えに来ると?(家に帰る前提!)」など、四六時中、

私や介護士さん、看護師さんに聞いていた母のことを思うと、

今、2日に1回しか来れず、それも30分程度の父の滞在は、

母にとっては、果たしてどうなんだろう?

記憶に残ったりしているのか。。。

 

ひとりでいる膨大な時間が、そのことも、かき消してしまうんじゃないかと。

 

この先、母のケアが病院でないといけなくなる日が来るかもしれません。

そして、父も体が不自由になったりするかもしれない・・・。

 

そう思うと、今が一緒に暮らせる貴重な時間になるのではないかと。

 

母は嫁に来た時から、父の両親と同居。

そして、祖父母が亡くなってからは、嫁になかなか行かない私が居て。

 

父と母が、2人で暮らした時期は、

私が結婚してからの、ここ数年でした。

そして、母は神経難病にかかり、 途中からは、自宅介護が始まって。

 

母の思いは、ひとつ。

「お父さんがそばに居るだけでいい」。

胃ろうになって、食べられなくても、

その思いがかなうだけでいいと言うから。

できるだけ沿ってあげたいと思います。。。