家にいる母は、朝でも夜でも、好きな時に、テレビを見ることが
できるようになりました。
朝ドラの「エール」。
特に朝ドラを見るのは、生活にリズムができて、いい感じです。
7時半には起きて、顔を拭き、口の中を掃除して、車いすに乗って、
リビングのテレビを見る。
それが終わって、1時間ぐらい、続けてテレビを見て。
そして、9時半には、訪問看護師さんが見えます。
この生活習慣は、父にとってもきっといいはず。
ただ、一つだけ、実家に母が戻ったことで、生じた困りごとが。
それは、父の食事タイムが、ゆっくりとれないこと。
食べられない母に気付かれないように、こっそり見えない所で
父はそそくさと、ごはんをかきいれる感じです。
食べたい母。そして、食べることが好きな父。
テレビを見ながら一緒にごはんのテーブルにつくことができたら、
どんなにいいことか。
それに近い形が実現できるような、
何かいい方法を考えたいものです。