介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

脳トレ日

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心配だった日曜を過ぎ、また平穏な時間が戻ってきました。

 

きのうの午後、実家に着くと、父と母は、新聞の娯楽欄にある

クロスワードパズルを解いていました。

「○○消沈、○○揚々の○○は何?」との父の問いに、

「いき!」と母は即答します。

 

同級生の父と母。

学校の勉強では、母が常に上だったという話。

今でも、それを誇りたいのか、母は、自分の知っていることには、

かなりな早さで答えます。

 

それに対して、「ヒャー」とか反応する父。

母はそれがうれしいのだろうな。

 

あるときのしりとりでは、「タツノオトシゴ」とか、いう答えも出てきて。

本が好きだった母の頭には、いろんなことがいっぱい詰まっているから

回路さえつながれば、すらすらと出てきます。

 

何かを聞いて、「知らん」「分からん」ということも

半分くらいになってきましたが、知っていることに答えるときは、

”どうだ!感”いっぱいの母。

昔の通りで、いつも笑ってしまいます。