介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

デイサービス後の変貌

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きのう、デイサービスから、ニコニコで戻ってくるかと思っていたら。

 

送迎のスタッフさんに、さようならと挨拶をし、

リフトに乗って、部屋に入るまではよかったけれど、

そのあと数時間、初めてくらい、認知機能が衰えた状態となりました。

 

母に話かけても返事をせず、「声出る?」と聞いても返事をせず。

目だけはしっかと見開いて、右に左にきょろきょろしています。

こんなことは、これまでになかったので

声が出ないって、こんなに意思の疎通ができないんだと

恐ろしくなりました。

 

脳になんか障害が生じた?

血管が詰まった?

 

いろいろ心配になり、血圧と体温をチェック。

102/60台、脈は90で少し高めだけど、

まあ、このくらいの数値は日常の範囲内です。

 

夕方は、声が出ないそのままの状態で、母は睡眠に入りました。

私は一旦帰り、夜、泊まりに来たときには

なんとか、通常の状態に戻っていました。

 

原因は何だったのか。

 

前にホームで暮らしていたときに、

デイサービスに行っていたときは、デイサービス後は、

自分の居室に戻って、昼寝をするパターンだったのが、

今回、実家からホームのデイサービスに参加して、また、

実家に戻るという、新しいパターンが理解できなかったのか。。

そんな順応も、しづらくなっているのかもしれません。

 

今回のこの声出ない事件。。

父も私も、ほんとうに慌てました。

 

世の中には病状によっては、声が出ない人はたくさんいるわけだけど、

母にも、そういうステージがいつか来るのかもしれないけれど。

 

そう思うと、毎日ちゃんと、コミュニケーションをとらねばと、

思いました。