12月になりました。
寒さもきょうは幾分か和らぎ、ぽかぽか陽の照る時間帯がありました。
父は、あさっての内視鏡検査のために、着々と胃の中をきれいにする
準備をはじめています。
朝から豆腐しか食べていないと言ったので、
「食べなすぎると、めまいがするよ」と忠告すると、
夕方、うどんをゆで始めました。
食べることが好きな父だから、
「冷蔵庫に近寄らんごとしとう」と言うとおり、
食べたいのを必死に我慢していたよう。
その思いがあるので、胃ろうで食べられなくなった母にも、
食べさせたくてしょうがないのです。。
父は空腹なのをまぎらわせるために、散髪に行きました。
その間、私が母の部屋にいます。
「きょうは、12月1日、火曜日」
母が言いました。
「そうやね、きょうから12月」(私)
「あんた、カレンダー、まだ11月よ」(母)
私が、訪問のスタッフさんたちのスケジュールを書き込んだ、
カレンダーがまだ、11月のままでした。
「あ、そうやった。お母さん、よく気付いてくれたやん。
お父さんがおった間も、気付いとった?」(私)
「うん」(母)
「お父さんには、言わんかったん?」
「そう」
「なんで?書き込むのがいつも私やったけん?」
「あんたがやりよったろ」
そうなんや。。
しっかりしています。
母の指摘で、カレンダーに12月の訪問のスタッフさんたちの
スケジュールを書き込み終えました。