先日の作業療法士の先生の時間に、母は粘土細工に挑戦しました。
楽しみながらリハビリをさせるのが、お得意の先生。
母は、久しぶりの集中力をみせ、
かれこれ、20分くらい、粘土と向き合っていました。
板のような粘土のベースから、その一角を先生がちぎって、
「テーブルと掌を平行にして、粘土をころころ回して、まるくしてください」と先生。
そう言われた母は、右手をひらたくして、テーブルとの間に
粘土を挟みました。
でも、ころころというのが、思ったほどできなくて。
「じゃあ、次は、たたいたり伸ばしたりして、平たくしてください」とのミッション。
こちらも、たたくというのができず、
指で押し広げます。
「なんだか、ぎょうざみたいになりましたね・・・(笑)」と
先生のコメントを聞きながら、母はなお、平たくするのに
挑戦しつづけます。
結果、ぎょうざをたてて置き、動物みたいにもみえるように。
まずは、これを乾かして、彩色するとのこと。
そして、次なる段階は、別の粘土でお雛様のボディをつくり、
着物を着せて完成させるという。。
母の集中力と、手の動きが試されます。