介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

粘土で何やら

 先日の作業療法士の先生の時間に、母は粘土細工に挑戦しました。

 

楽しみながらリハビリをさせるのが、お得意の先生。

母は、久しぶりの集中力をみせ、

かれこれ、20分くらい、粘土と向き合っていました。

 

板のような粘土のベースから、その一角を先生がちぎって、

「テーブルと掌を平行にして、粘土をころころ回して、まるくしてください」と先生。

 

そう言われた母は、右手をひらたくして、テーブルとの間に

粘土を挟みました。

でも、ころころというのが、思ったほどできなくて。

 

「じゃあ、次は、たたいたり伸ばしたりして、平たくしてください」とのミッション。

こちらも、たたくというのができず、

指で押し広げます。

f:id:midoringer:20210218180402j:plain

「なんだか、ぎょうざみたいになりましたね・・・(笑)」と

先生のコメントを聞きながら、母はなお、平たくするのに

挑戦しつづけます。

 

結果、ぎょうざをたてて置き、動物みたいにもみえるように。

まずは、これを乾かして、彩色するとのこと。

 

そして、次なる段階は、別の粘土でお雛様のボディをつくり、

着物を着せて完成させるという。。

母の集中力と、手の動きが試されます。