リハビリの最中、父が俳句のカルタや百人一首を手に、
部屋に入ってきました。
また、リハビリの先生のメニュープランを邪魔するんじゃ・・
と不安になっているところ、父は先生に、
「○○(母)の机のところに、こげなとがありました」と、
カルタや百人一首の束を差し出します。
「今、リハビリ中やけん・・」と私が言うと、先生は、
「大丈夫ですよ」と、父の乱入に対応してくれます。
父は、母のリハビリまっさい中に、百人一首の歌を読み始めました。
すると、「ああ、なんか、懐かしいです」と先生。
高校のとき、学校全体で百人一首の大会があっていたそうで、
当時、けっこう覚えていたそう。
父も、母も学生時代、覚えたことがあったらしく。
先生を交え、好きな和歌、覚えやすかった和歌の話などをして、
盛り上がっています。
みんなよく知ってる。。
私も、正月に何回かやったことはあるけれど、
結局覚えているのは、百人一首の中では一つだけ。
「久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」
国語の教科書にのっていた分です。
当時から、かれこれ40年も経ちました。。
いまなら、もう少し和歌とか覚えられそうな気がします。