またまた、母と友人の話。
お正月の話。
母に来た年賀状は、父が母に見せて、返事を書くのは、数年前から
父の仕事です。
母は、手に力が思うように入らず、文字を書いても、くねくねの線にしか
ならなくなりました。
母に年賀状をくれる人のことを、母に聞いてから、
返事には、父が母の今の状況を、神経性の病気になり、
体に力が入らなくなり、ベッドと車いすの生活です、、みたいなことを
書いています。
その返事をもらった、母の友人のひとりから、電話がかかってきました。
小学校、中学校の同級生で、今は京都に住んでいる男性です。
母の通った小学校と中学校は、1学年にひとクラスしかなく、
小中の9年間、みんな同じクラスで過ごしてきました。
なので、友達というか、親戚みたいな近い間柄なんだと思います。
電話を取った私は、
「あの、うまくしゃべられないと思うんですが・・」と言ったのですが、
「いいです、ちょっとで」と言われ、電話を替わりました。
母の耳に携帯電話を当て、母は向こうの声は聞こえているようですが、
やはり、こちらから、声を発することがうまくできません。
声どころか、咳込んだりもして、途中で、私が代わり
「すみません、聞き苦しくて」と弁解しました。
また、落ち着いたので、母に電話を戻し、
何か一言でも発してほしいと思っていると、辛うじて
「そうですね」と、「ありがとう」は言った様子。
でも、もごもごしていたので、相手に聞き取れたかどうか。。
母には、数十年経っても、つながりのある友人があるんだなあと、
電話はありがたく思えました。。